ストレージ
S3 (Simple Storage Service)
画像・動画・ファイルなどを置く「オブジェクトストレージ」。無制限に置けて耐久性が非常に高い。
ストレージクラス(データのアクセス頻度で選んでコストを抑える):
S3 Standard
よくアクセスするデータ用(速くて安心)。
S3 Intelligent-Tiering
アクセス頻度がわからない・変わりやすいデータ用。AWSが自動で安い階層に移動してくれる(おすすめ)。
S3 Express One Zone
超速くアクセスしたい場合(AIやウェブアプリ)。ただし1つのAZだけ。
S3 Standard-IA / One Zone-IA
たまにしかアクセスしないデータ(取得時に少し料金かかる)。
S3 Glacier Instant Retrieval
四半期に1回くらいのデータ(すぐ取り出せるアーカイブ)。
S3 Glacier Flexible Retrieval
年に数回のデータ(少し待てばOK、安い)。
S3 Glacier Deep Archive
ほとんど触らない長期保存(一番安い、取り出すのに時間かかる)。
EBS (Elastic Block Store)
EC2に直接付ける「ハードディスクのようなブロックストレージ」。起動ディスクやデータベースに使う。
gp3:ほとんどの場合に最適(コスパ良い)。
io2:高速・たくさん読み書きが必要なDB用。
st1 / sc1:ログやあまりアクセスしないデータ用(安いHDD系)。
EFS (Elastic File System)
複数のEC2やコンテナから同時に共有できる「ネットワークドライブ(NFS)」。Linuxでファイル共有したいときに便利。自動で容量が増える。
FSx
Windows用や高性能ファイルシステムをAWSが管理してくれるサービス。Lustreは機械学習やHPC(大規模計算)向け。
Storage Gateway
自社サーバーとS3を繋ぐ橋。オンプレミス環境からクラウドストレージを使いたいときに。
Instance Store
EC2に最初から付いている超速い一時ディスク。止めたらデータが消えるのでキャッシュなどに限定。
ストレージの選び方
よくアクセス → S3 Standard or EBS gp3
共有ファイル → EFS
安く長期保存 → Glacier系 or Intelligent-Tiering
EC2専用高速 → EBS
データベース
RDS
MySQLやPostgreSQLなどの「普通のデータベース」をAWSが管理。バックアップ・パッチ適用・Multi-AZ(止まらない)対応。
Aurora
RDSの高速版。Serverless(使った分だけ)もあり、グローバルで同期可能。
DynamoDB
サーバーレスNoSQL。スケールが無制限で超速い。アクセスパターンがシンプルなアプリに最適。
ElastiCache
RedisやMemcachedで「メモリ上の高速キャッシュ」。読み込みを速くしたいときに。
Redshift
大量データを分析するデータウェアハウス。BIツールと組み合わせる。
ネットワーキング・コンテンツ配信
VPC
自分の「仮想ネットワーク」。サブネット・ファイアウォール・インターネット接続を自分で設計。
Security Group
サーバー単位の「許可リスト」ファイアウォール(簡単)。
NACL
サブネット単位の「許可・拒否リスト」(より厳密)。
Route 53
AWSのDNSサービス。ドメインを管理し、障害時に自動で別サーバーに切り替え(Failover)。
CloudFront
世界中にコンテンツを速く届けるCDN。S3と組み合わせると強い。
API Gateway
API(プログラムの入り口)を管理。認証・制限・Lambda連携が簡単。
アプリケーション統合・イベント駆動
SQS
メッセージを「キュー(待ち行列)」に入れて、後で処理。システム同士を緩く繋ぐ(疎結合)。
SNS
1つのメッセージを複数の宛先に「通知」する(ファンアウト)。
EventBridge
イベント(出来事)を検知して自動で処理を起動するバス。
管理・ガバナンス・監視
CloudWatch
メトリクス(CPU使用率など)・ログ・アラームを集める監視サービス。
CloudTrail
「誰がいつ何をしたか」のAPIログを記録(監査用)。
CloudFormation
テンプレートでAWSリソースをコードとして作る(IaC)。
Systems Manager
サーバーの操作・パッチ・秘密情報の管理を一括。
Organizations
複数のAWSアカウントをまとめて管理。ポリシーで制限をかけられる。
移行・ハイブリッド・分析
Snow Family
大量データを物理的に運ぶ装置(Snowballなど)。ネットが遅いときに便利。
Kinesis
リアルタイムで大量データを流すストリーミング。
Athena / Glue
S3のデータをSQLで分析したり、データを加工したり。
AI/ML関連サービス
Comprehend
テキストから「意味」を読み取る自然言語処理(NLP)サービス。
Textract
スキャンした書類や画像から「文字や表を自動で読み取る」サービス(OCR + 構造化)。
Translate
テキストを「別の言語に自動翻訳」するサービス。
Transcribe
音声(オーディオファイルやライブ音声)を「テキストに自動変換」するサービス(音声認識)。
Polly
テキストを「自然な音声(声)に変換」するサービス(テキスト-to-スピーチ)。
Rekognition
画像や動画を「AIで分析」するビジョンサービス。
これらのAIサービスの選び方のイメージ(試験で役立つ比較)
画像・動画の分析 → Rekognition
書類(PDF・画像)から文字・表を正確に抽出 → Textract
音声をテキスト化 → Transcribe
テキストを別言語に → Translate
テキストを音声に → Polly
テキストの感情・意味分析 → Comprehend
これらをLambda + S3 + EventBridgeなどと組み合わせると、サーバーレスで賢いアプリが簡単に作れます。
その他重要キーワード
Serverless
サーバー管理をほぼしなくて済む(Lambdaなど)。運用が楽でスケール自動。
High Availability / Fault Tolerance
止まらない設計(Multi-AZ + ELB + ASG)。
Disaster Recovery (DR)
災害時の復旧計画(バックアップ → Pilot Light → Warm Standby)。
Shared Responsibility Model
AWSがインフラを守り、自分はデータ・設定を守る分担。
Loose Coupling
システム同士を強く結び付けず、SQSなどで緩く繋ぐ(1箇所止まっても影響小)。

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