本記事は「AWS SAAの合格率と難易度を徹底解説!」について解説させて頂きます。
クラウドエンジニアやインフラエンジニアを目指す方にとって、登竜門とも言える資格が「AWS Certified Solutions Architect – Associate(AWS SAA)」です。
しかし、これから受験を考えている方の中には、「どれくらいの人が受かるのだろうか」「自分でも合格できる難易度なのだろうか」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。
私もその内の一人でした。
本記事では、AWS SAAの合格率の実態から、具体的な難易度を解説させて頂きます。
これから学習を始める方は、ぜひ参考にしてください。
- 公式な合格率や受験者数を公表していないが50〜75%の確率で合格出来る
- 全体の推定合格率が50%〜75%であっても、未経験者の初回合格率に限れば、さらに低い数字になる
- 不合格から14日間が経過すれば再受験が可能
- AWS-SAAの難易度はITスキル標準(ITSS)においてレベル2
- 同等のレベルは基本情報技術者やCCNA
- 著者もCCNA保持者であるがCCNAの方が難しかった
- AWS-SAAを合格するには似たような回答があるため問題を読み解く力などが重要

SAAは難しいです!

教えてください!
AWS-SAAの合格率と難易度|合格率はどのくらい?
資格試験を受けるにあたって、まず気になるのが合格率です。
AWS SAAの合格率について、公式の発表と受験者の傾向から実態を紐解いていきましょう。
結論から言うと、AWS(Amazon Web Services)はSAAを含むすべての認定試験において、公式な合格率や受験者数を公表していません。
そのため、「何人が受験して何人が合格したか」という正確なデータを知ることはできません。
これはAWSに限らず、多くのベンダー試験に共通する慣行です。
試験の信頼性を保つため、合格率を公表することで「簡単すぎる試験」「難しすぎる試験」というイメージが定着するのを避けているとも言われています。
しかし、ITエンジニア向けの学習サイトや研修機関のアンケートデータ、受験者の体験談などを総合すると、ある程度の目安は見えてきます。
AWS-SAAの合格率はおおよそ50%〜75%の範囲
多くのITスクールや学習プラットフォームの統計によると、AWS SAAの合格率はおおよそ50%〜75%の範囲に収まると推定されています。
この数字だけを見ると「半分以上の人が受かるなら簡単なのでは?」と思うかもしれません。
しかし、この合格率には「すでに実務でAWSを触っているエンジニア」や「入念に試験対策を行った受験者」が多く含まれている点に注意が必要です。
無勉や軽い気持ちで受験して受かるような試験ではありません。
受験者の経験値によって合格率は大きく変わる
AWS SAAの合格率は、受験者のバックグラウンドによって大きく変動します。
普段から業務でAWSの設計や構築に携わっている実務経験者の場合、合格率は非常に高くなります。
一方で、クラウド未経験者やIT業界に入ったばかりの初心者の場合、1回目の受験で不合格となり、2回目、3回目でようやく合格を掴み取るというケースも珍しくありません。
つまり、全体の推定合格率が50%〜75%であっても、未経験者の初回合格率に限れば、さらに低い数字になると考えられます。

未経験者のハードルは高めかも!
AWS-SAAの合格率と難易度|不合格になった場合の再受験ルール
万が一不合格になってしまった場合でも、諦める必要はありません。
AWS認定試験には再受験制度が設けられており、不合格から14日間が経過すれば再受験が可能です。
受験回数に上限はないため、何度でもチャレンジできます。
ただし、受験料は毎回発生します。受験料は2,2000円(税込)と決して安くはないため、できれば一発合格を目指してしっかりと準備を整えてから臨むことが重要です。
不合格後に間を置かずすぐに次の受験を予約し、モチベーションを維持しながら学習を継続することが、合格への近道だと多くの合格者が語っています。

モチベ維持できるかな。
AWS-SAAの合格率と難易度|難易度と試験の全体像
合格率の目安がわかったところで、次は具体的な難易度について見ていきましょう。
AWS SAAは、他のIT資格と比較してどの程度の難易度なのでしょうか。
ITSS(ITスキル標準)ではレベル2に相当
経済産業省が定めている「ITスキル標準(ITSS)」において、AWS SAAは「レベル2」に位置づけられています。
レベル2の代表的な国家資格といえば「基本情報技術者試験」です。
また、ネットワーク系の登竜門である「CCNA」も同じレベル2に該当します。
そのため、IT業界全体で見れば「基礎〜中級レベル」の難易度であると言えます。
ただし、基本情報技術者試験がIT全般の幅広い知識を問うのに対し、AWS SAAは「AWSという特定のクラウドサービスを用いた最適な設計」に特化しているため、求められる知識の方向性は大きく異なります。
著者はCCNAも持っていますが、体感的にCCNAの方が難しかったです。

難しいよね。
AWS-SAAの合格率と難易度|AWS認定資格の中での位置づけ
AWS認定資格は、大きく分けて「基礎(Foundational)」「アソシエイト(Associate)」「プロフェッショナル(Professional)」「専門知識(Specialty)」の4つのレベルに分かれています。
SAAは下から2番目の「アソシエイト」レベルに該当します。
基礎レベルである「クラウドプラクティショナー(CLF)」がAWSの用語や概念を広く浅く問うのに対し、SAAは「要件に対してどのAWSサービスを組み合わせるのが最適か」という実践的なアーキテクチャ設計の能力が問われます。
AWS認定資格の上位にあたる「ソリューションアーキテクト – プロフェッショナル(SAP)」は、SAAよりもはるかに難易度が高く、合格に必要な学習時間も120〜200時間以上と言われています
まずはSAAで基礎を固め、その後プロフェッショナルレベルへとステップアップするのが一般的なキャリアパスです。
合格ラインは1000点満点中720点
AWS SAA(現在のバージョンはSAA-C03)の試験は、130分間で65問が出題されます。
出題形式は、択一選択問題と複数選択問題の組み合わせです。
合格ラインは1000点満点中720点(72%)に設定されています。
7割以上の正答率が求められるため、あやふやな知識では合格点に届きません。
問題文の意図を正確に読み取り、最適な選択肢を論理的に導き出す力が求められます。
ちなみに私は725点で合格しました。

ギリギリなのに偉そう!
AWS-SAAの合格率と難易度|出題分野と配点比率
現行バージョンのSAA-C03では、以下の4つの分野から出題されます。
- セキュアなアーキテクチャの設計
- 弾力性に優れたアーキテクチャの設計
- 高パフォーマンスなアーキテクチャの設計
- コストを最適化したアーキテクチャの設計
配点比率が最も高い「セキュアなアーキテクチャの設計」では、IAM(Identity and Access Management)を用いたアクセス制御。
データの暗号化・保護に関する知識が問われます。
次いで配点が高い「弾力性に優れたアーキテクチャの設計」では、障害発生時の自動復旧や可用性の確保といった設計スキルが求められます。
私は弾力性に優れたアーキテクチャの設計、コストを最適化したアーキテクチャの設計が合格点に達していて、他二つは合格点に達していませんでした。
それでも合格出来たのでよかったですが、勉強は続けないとダメですね。

勉強は続けなさい!
AWS-SAAの合格率と難易度|「難しい」と感じる3つの理由
勉強時間の目安が短いとはいえ、実際に受験した人の多くが「思ったより難しかった」と口にします。
AWS SAAの難易度を高めている主な理由を3つ解説します。
問題文の文脈を読み解く読解力が必要
AWS SAAの試験問題は、「ある企業が〇〇という課題を抱えており、コストを抑えつつ可用性の高いシステムを構築したい」といった、具体的なビジネスシナリオ(長文)ベースで出題されます。
単に「Amazon S3とは何か?」といった一問一答形式ではありません。
長文の中から「コスト重視なのか」「パフォーマンス重視なのか」「セキュリティ重視なのか」といった要件を正確に読み取る読解力が必須となります。
さらに、試験は日本語でも受験できますが、翻訳の表現が独特であるため、問題文の意図を掴むのに慣れが必要という声も多く聞かれます。
ただ、私の感覚ではそこまで酷くなかったように思えます。
CCNAの方が翻訳ガバガバでしたね。
似たような選択肢から「ベスト」を選ぶ必要がある
試験の選択肢には、技術的にはどれも実現可能なアーキテクチャが複数並んでいることがよくあります。
その中から、問題文の要件(コスト、可用性、運用負荷など)に最も合致する「ベストプラクティス」を一つ(または複数)選ばなければなりません。
AWSの各サービスの特徴だけでなく、それぞれの制約事項や連携時の挙動まで深く理解していないと、正解を絞り込むのは困難です。
たとえば、「Amazon RDS」と「Amazon Aurora」はどちらもリレーショナルデータベースサービスですが、コストや性能、可用性の特性が異なるため、問題の条件によって正解が変わります。
ここはつまづきやすいポイントだと思いますので要注意です。
出題範囲が広く、サービスのアップデートが早い
AWS SAAの出題範囲は非常に広範です。
コンピューティング(EC2、Lambdaなど)、ストレージ(S3、EFSなど)。
データベース(RDS、DynamoDBなど)、ネットワーク(VPC、Route 53など)。
これらの主要サービスはもちろん、セキュリティやコスト管理ツールまで網羅する必要があります。
さらに、AWSは日々新しいサービスや機能を追加しているため、試験内容(バージョン)も定期的に改定されます。
2022年8月にSAA-C02からSAA-C03へとバージョンアップした際には、出題傾向が変化し「難化した」という声が多く上がりました。
常に最新のベストプラクティスをキャッチアップする姿勢が求められます。
実務を行う上では全てのサービスを網羅していた方が良いと思いますし、合格率を上げるためにも全て抑えといた方が良いでしょう。

やっぱり偉そう!
AWS-SAAの難易度と合格率|勉強方法
AWS-SAAの勉強方法は私はping-tとudemyを中心に行いましたが、ハンズオンもやっておけばよかったと思います。
正直、ping-tとudemyで合格は狙えますがハンズオンした方が定着率も良いですし、その先に待ってる実務にも活きてくると思います。
それらの理由について下記記事に書いておりますので、是非ご参照くさださい。

偉そうだね!
【まとめ】AWS-SAAの合格率と難易度を徹底解説!
ここまでいかがでしたでしょうか。
本記事は「AWS-SAAの合格率と難易度を徹底解説!」について解説させて頂きました。
AWS-SAAの合格率は推定50%〜75%程度であり、ITSSレベル2に相当する難易度です。
他のIT資格と比べると必要な勉強時間は短めですが、実践的なシナリオ問題が出題されるため、決して油断できる試験ではありません。
試験の難易度を高めている要因は、長文の読解力、似た選択肢の中からベストを選ぶ判断力、そして広範な出題範囲の3点です。
これらの壁を乗り越えるためには、インプットとアウトプットのバランスを意識した学習、ハンズオンによる実践的な理解が有効です。
正しい学習手順を踏み、問題演習とハンズオンを繰り返せば、未経験からでも十分に合格を狙える資格です。
AWS SAAを取得すれば、クラウドエンジニアとしての確かな基礎力が証明され、転職やキャリアアップの場面でも大きな武器となるでしょう。
ぜひ本記事を参考に、合格に向けて学習をスタートさせてみてください。

応援してます!

偉そうな態度やめてください!

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